加齢とともに衰える目と栄養

　老眼や白内障、緑内障など、年齢を重ねるとともに眼病を患う人口は増加していきます。

　目の元気が衰えていく事は、ある意味仕方の無いことかもしれません。
でも、自分の目をどれだけ労り気遣うかによって、状況は大きく変わってきます。

　目にも疲労は蓄積していきます。ただそれが、体や筋肉と違って非常に分かりづらいものだという事が問題を悪化させてしまいます。

　体の場合であったら、「ダルい」とか「体が重い」なんて症状が出てきたら、疲れが溜まっていると実感する事ができます。
　疲れると、それ以上体を動かさないように自制しますよね。

　では、目の疲れ（眼疲労）の場合はどうでしょうか。

　目は体と違って、疲れが溜まっている事が分かりづらい部位です。
そのため、疲れが溜まっているのに無理をして使ってしまいがちです。

　だから、気付いた時には、眼疲労ではなく眼精疲労と診断されてしまうほど、目を酷使してしまうんです。

　眼疲労と眼精疲労は違います。

　眼疲労は一般的な目の疲れとして使われますが、眼精疲労は眼疲労が積み重なり、重篤な症状として現れた状態を指します。

「じゃあ、私は大丈夫だ」と思った方、安心するのは早計です。

　目は無理をしてしまいがちだから、ちょっとした兆候が既に現れているかも知れません。

　眼精疲労の症状はどんなものでしょうか？

　一概には言えませんが、「目が充血する」「目の奥が痛む」「涙目」「目がショボショボする」「まぶしく感じる」「吐き気」「まぶたが重い」「頭痛」「急な視力低下」などの症状が、眼精疲労に見られるそうです。

　これらの一つ、もしくは複数当てはまる人は、早急な対処が必要です。

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